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ピーラーって、どれを選んでも同じだと思っていませんか?
実はY字型とI字型では、向いている食材・使い方がまったく違います。なんとなく買ったピーラーが「使いにくい」と感じているなら、型の選び方が合っていないだけかもしれません。
わたしは現役の和食料理人で、ポルトガルの公邸でも4年間料理を担当してきました。毎日大量の野菜を剥く現場で、ピーラーは「どれでもいい道具」ではありません。
この記事では、Y字型・I字型それぞれの特徴と使い分けを徹底解説したうえで、わたしが実際に使っているおすすめの2本を紹介します。

Y字型とI字型、何が違うの?
ピーラーには大きく分けて2種類あります。
| Y字型(T字型) | I字型(縦型) | |
|---|---|---|
| 刃の向き | 持ち手に対して横 | 持ち手に対して縦(直線) |
| 動かし方 | 手前に引く | 前後に動かす |
| 得意な食材 | にんじん・大根・ごぼうなど長い野菜 | じゃがいも・かぶなど丸い野菜 |
| 特徴 | 広い面を素早く剥ける | カーブに沿って剥ける |

どちらが「正解」ということはなく、使う食材と目的によって選ぶのが正解です。
Y字型ピーラーのメリット・デメリット
メリット
- 手前に引くだけで広い面を一気に剥ける
- にんじんや大根など、長い野菜の大量剥きがラク
- 刃が横向きなので力が入りやすく、疲れにくい
- セロリの筋取りや、きゅうりの薄皮むきにも使いやすい
デメリット
- 丸いじゃがいもなど、カーブのある食材は剥きにくい
- 断面が包丁仕上げほどなめらかになりにくいことがある

I字型ピーラーのメリット・デメリット
メリット
- 刃が直線状で包丁に近い感覚で使える
- じゃがいもやかぶなど、丸みのある食材のカーブに追いやすい
- 断面がなめらかに仕上がる
- 大きめグリップで握りやすく、手が疲れにくい
デメリット
- 大根やにんじんなど長い野菜の大量剥きは、Y字型よりやや時間がかかる
- 慣れないうちは操作感が独特に感じることがある
おすすめ2選
① 貝印 SELECT100 T型ピーラー DH-3000(Y字型)

こんな人に向いている:
- にんじん・大根・ごぼうをよく使う
- 毎日の料理で手早く野菜を剥きたい
- 大量に剥く機会が多い
使ってみた感想:
オールステンレスのすっきりしたデザインで、刃が斜め向きになっているのが特徴です。野菜に当てたときに自然に刃が入り、引くだけで薄くきれいに剥けます。
にんじんを剥いていても手が疲れません。現場で大量に野菜を剥く料理人が好んで使うのがよくわかります。

きゅうりの薄皮むきにも向いています。縞模様になるように交互に剥くと見た目もきれいに仕上がりますし、全部剥けば食べやすくなります。


プロのコツ:芽取りでキュウリの水分を抑える
貝印のDH-3000には刃の横に芽取り用の突起がついています。じゃがいもの芽を取るためのものですが、きゅうりの中心の柔らかい部分(ワタ)をこそげ取るのにも使えます。
きゅうりのワタは水分が多く、タルタルソースやサラダに使うとき水っぽくなる原因になります。芽取りで取り除いておくと仕上がりがぐっとよくなります。
② OXO 縦型ピーラー 20081(I字型)

こんな人に向いている:
- じゃがいも・かぶ・りんごなど丸い食材をよく使う
- 断面をなめらかにきれいに仕上げたい
- グリップが大きくて持ちやすいものを探している
使ってみた感想:
刃の形が包丁に近い感覚で、食材のカーブに自然に追いかけるように剥けます。じゃがいもの丸みに沿って刃が動くので、無駄なく剥けて食材のロスが少ないのが助かります。
グリップが大きいので、手の大きい人でも握りやすく、長時間使っても疲れにくいです。

セロリの筋取りにも使えます。薄皮をそっと引き剥がすような感覚で、きれいに仕上がります。

結局どっちを買えばいい?
迷ったときは次の基準で選んでください。
Y字型(貝印)がおすすめな人:
- にんじん・大根・ごぼうをよく使う
- 時短・大量剥きを重視する
- シンプルで軽い道具が好き
I字型(OXO)がおすすめな人:
- じゃがいも・りんご・かぶをよく使う
- 断面の仕上がりにこだわりたい
- 大きめグリップで安定して持ちたい
両方持っておくのがベストです。1本1,000〜1,500円前後なので、2本揃えても負担になりません。用途に合わせて使い分けると、野菜の下処理が格段にラクになります。
まとめ
- Y字型は長い野菜を素早く剥くのが得意
- I字型は丸い食材のカーブに追いやすく断面がなめらか
- 貝印 DH-3000(Y字)は大量剥き・日常使いに最適
- OXO 20081(I字)は丸い食材・きれいな仕上がりに最適
- 芽取り機能はきゅうりのワタ取りにも応用できる
ピーラーは消耗品なので、切れ味が落ちてきたら早めに新しくするのがおすすめです。切れ味の悪いピーラーは力が入って危険ですし、野菜の皮も厚く残ってしまいます。

