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「いんげんの胡麻和えを作ったけど、なんとなく味がぼやける」「水っぽくなってしまう」——そんな経験はありませんか?
胡麻和えはシンプルな料理ですが、茹で方と水気の切り方を丁寧にやるかどうかで、仕上がりが大きく変わります。
私は現役の和食料理人です。この記事では、いんげんを色鮮やかにシャキッと茹でる方法と、毎回味が決まる黄金比(すりごま:砂糖:醤油=6:1:1)を解説します。

材料(2〜3人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| いんげん | 約150g |
| すりごま | 大さじ2 |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 醤油 | 小さじ1 |
| 塩(茹で用) | ひとつまみ |
調味料はたったの3つ。黄金比さえ覚えれば、計らなくても味が決まります。
作り方
1. いんげんを塩茹でする
たっぷりのお湯に塩をひとつまみ入れ、いんげんを2〜3分茹でます。
塩を入れる理由は2つあります。ひとつはいんげんの緑色を鮮やかに保つため、もうひとつは食感をシャキッとさせるためです。塩なしで茹でると、くすんだ色になりやすく、食感もやわらかくなりすぎます。
茹で時間は2〜3分が目安です。箸で触れてみて、少し歯ごたえが残る「歯ごたえシャキッ」の状態が理想です。やわらかくなりすぎると、和えたときに崩れやすくなります。


2. 冷水に取り、水気をしっかり切る
茹で上がったらすぐに冷水(または氷水)に取ります。これは「色止め」と呼ばれる和食の基本技術です。
熱いまま放置すると余熱で火が入り続け、色がくすんでしまいます。冷水に取ることで加熱を止め、緑色を鮮やかに保てます。
冷えたら取り出し、キッチンペーパーや手でしっかりと水気を絞ります。ここが最も重要なポイントです。水気が残っていると衣がのびてしまい、味がぼやけた水っぽい仕上がりになります。

3. 食べやすい長さに切る
水気を切ったいんげんを、3〜4cm程度の長さに切ります。長すぎると食べにくく、短すぎると食感のよさが伝わりにくくなります。
4. 胡麻和えの衣を作る
ボウルに以下を入れてよく混ぜます。
- すりごま 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 小さじ1
先にすべての調味料を混ぜ合わせておくことで、いんげんを加えたときに均一に絡みます。

5. いんげんを加えて和えたら完成
衣にいんげんを加え、全体にしっかり絡むように和えます。

失敗しない黄金比|すりごま:砂糖:醤油=6:1:1
このレシピの黄金比はすりごま:砂糖:醤油=6:1:1です。
この割合のポイントは次の3つです。
- ごまのコクをしっかり感じられる(すりごまを多めにすることでごまの風味が前面に出る)
- 甘すぎず、しょっぱすぎない(砂糖と醤油が同量なのでバランスがとれる)
- 冷めても味がぼやけない(お弁当や作り置きにも向いている)
この比率はほうれん草・小松菜・ブロッコリーなど、他の野菜の胡麻和えにもそのまま使えます。一度覚えれば、計らなくても感覚で作れるようになります。
アレンジ・応用
基本の黄金比を覚えたら、好みに合わせてアレンジしてみてください。
- 白ごま→黒ごまに変える:香ばしさが増し、見た目のアクセントにもなる
- 砂糖をきび糖にする:コクが増してより深みのある味わいになる
- すりごまに粒ごまを混ぜる:食感のアクセントが生まれる
- ほうれん草・小松菜にも応用できる:同じ比率でOK。茹で時間だけ調整する
副菜や作り置きをまとめて作りたい方は、こちらの保存容器の記事もあわせてどうぞ。
→ 保存容器のおすすめはこちら
まとめ
いんげんの胡麻和えを美味しく仕上げるポイントは次の3つです。
- 塩を入れたお湯で茹でる(色鮮やか・食感シャキッ)
- 冷水に取ってすぐ冷やす(余熱を止める・色止め)
- 水気をしっかり切る(これが最重要・味のぼやけを防ぐ)
調味料はすりごま:砂糖:醤油=6:1:1の黄金比を覚えるだけ。材料4つ、混ぜるだけの時短副菜ですが、プロのひと手間で仕上がりが変わります。
忙しい日のあと一品や、お弁当の副菜にぜひ活用してください。


