フライパンで作れる!本格『コック・オ・ヴァン』おうちフレンチ

主菜

休日の日は家でダラダラしていたい、何もしたくないのが世のパパたちの常だと思います。私もその一人です。

ただ、たまには家族に向けて少し手の込んだ手料理なんかを食べてもらいたい、おいしいと言われたい、称賛されたい気持ちにかられるのです。

今回は、そんな時にうってつけのお料理,コック・オ・ヴァン(coq au vin)を紹介したいと思います。

コック・オ・ヴァン(coq au vin)は、フランス、ブルゴーニュ地方のお料理で鶏肉を赤ワインで煮込んだお料理です。もともとは、成熟した雄鶏、肉の硬い鶏肉を食べやすくするためにできたお料理ですが、いまスーパーなどでは肉質の柔らかい若鳥がほとんどだと思います。ですので、時間がそこまでかからず、さっとできて、重厚感のあるお料理を紹介できたらと思います。

【材料】

4から6名くらいまかなえる量です。

  • 鶏モモ肉・・・4枚 大きめにカットします。写真は二分の一カットです。
  • ベーコン・・・1袋分 5ミリくらいにカットしておきます。
  • マッシュルーム・・・1パック 半分にカットします。
  • バター・・・20g ミルポアを炒めるときに使います。
  • 食パン・・・1枚 8枚切り 三角形に切るとかっこよいです。
  • 赤ワイン・・・1本分
  • デミグラスソース・・・1缶分
  • トマトペースト・・・大さじ1
  • パスタ・・・付け合わせのパスタ、本来はヌイユというきしめんのようなパスタ。

写真はファルファッレ、ペンネなどショートパスタでもよいです。

  • パセリ・・・適量 みじん切りにしておきます。
  • 玉ねぎ・・・半分 (薄切りスライスにしておく)
  • 人参・・・半分 (薄切りスライスにしておく)
  • セロリ・・・半分 (薄切りスライスにしておく)
  • ニンニク・・・ひとかけ

※ この囲みは”ミルポア”といって香味野菜、赤ワインを入れて煮込むときに使います。

  • セロリの茎・・・1袋分
  • ローリエ・・・1枚
  • タイム・・・3振りくらい 適量です
  • 黒コショウ・・・ホールで15粒くらい大体です。
  • セロリの葉・・・1本分くらい

キッチンペーパーなどにくるんで、タコ糸でぐるぐると縛っておきます。

※ ブーケガルニと言って、洋食で煮込みの時に香り付けするアイテムです。

これを使うことで、良い香り付けができ、本格的な味わいになります。

 

材料が多いですが、あらかじめ全部カット、準備しておけばそこまで大変ではないです。

【作り方】

すべての材料が準備できましたら、いよいよ作っていきます。

  1. 鶏モモ肉に塩コショウをします。煮込みますので、気持ち強めに塩コショウしておくとお肉の味が強調されておいしくなります。
  2. フライパンで皮目から焼いていきます。後で煮込むので皮目だけカリっと焼くイメージで香ばしく焼き上げます。焼き上げたら、鶏肉は別のところに取っておいて、フライパンにたまっている油は捨てます。

3.2.のフライパンにバターを入れ、ミルポアを炒めていきます。ここでの炒めは、甘みと香りを出すのが目的なので中火の弱火で色ずけないように優しく炒めていきます。

4.ミルポアが炒ったら、赤ワインを1本入れます。

赤ワインは一度沸かしてアルコールを飛ばしてからお肉を戻し入れます。沸かさず入れると肉にアルコール臭が残ってしまいます。

5.お肉を4.に戻し入れ、先ほど作っておいたブーケガルニ、トマトペーストを入れ、落としふたをして10分から15分ほど煮込みます。中火でコトコト煮込んでください。

6.煮込んでいる間に、付け合わせの準備です。パンは三角形に切り、すこし多めの油を入れて香ばしく揚げ焼きにしておきます。

7.同じく付け合わせのベーコンを油を入れたフライパンで炒めて、カリっとしてきたらマッシュルームを加えて炒めておきます。

8.付け合わせのパスタは茹でておき、湯切りしたのち、ボールに入れ、バター、塩、胡椒で味を調えておきます。

9.5.の鶏肉が煮あがったら鶏肉を取り出して、煮汁をざるでこします。漉した煮汁にデミグラスソースを1缶入れて、少しとろみがつくまで煮詰めていきます。だいぶおいしい状態だと思いますので、少し塩コショウで味を調えて完成です。

10.盛り付けは9.のソースに取り出した鶏肉を戻してお肉を温めます。お皿にパスタ、温めた鶏肉、ソテーしたベーコンとマッシュルームを乗せ、ソースをかけます。後は揚げ焼きにしたパンをパセリを散らして完成です。

【実食】

家族みんなに、おいしいと言われ、子供たちも小さいのですがたくさん食べてくれました。その姿を見てうれしく、お酒がすすみました。材料が多く、準備が少しかかりますが、そこまで難しくはないので、ぜひ試してみてください。

家族の喜ぶ姿が何より楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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